空想上の生き物を出現させることができる『モンスターボール』。
任天堂の某ゲームよりも早いタイミングでこのネーミングが登場しているので、けっしてパクリではありません。
いたずらのつもりが大問題に・・・
いつもガミガミうるさいママをこらしめるため、のび太はドラえもんから『モンスターボール』を借ります。
空想上の動物の幻を映し出すことができるひみつ道具で、見た人は腰を抜かしてしまうことでしょう。
ドラえもん22巻「タイムマシンがなくなった!」P112:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ママはドラゴンに驚いて大成功を収めるのですが、のび太のいたずらがきっかけとなってタイムマシンが昔の時代まで流されてしまいます。
あろうことかその時代で『モンスターボール』が作り出した幻の動物(ヤマタノオロチ)が暴れまわっているというではありませんか!
当のドラえもんとのび太はそれが『モンスターボール』が生み出した幻とは知らず様々な手段を使って抵抗しますが、手も足も出ません。
ドラえもん22巻「タイムマシンがなくなった!」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ようやくカラクリに気づいた2人は『モンスターボール』を回収して無事現代に戻ることができました。
リアルな演出にぴったり
空想上の動物をリアルに映像で映し出すことができるため、演劇や出し物の1つとして『モンスターボール』を使えばクオリティの高い作品に仕上げることができます。
周りから見たら本物にしか見えないため、全く違和感なく活躍してくれることでしょう。
不必要になればボタン1つで消すこともできるので、使いたいタイミングに合わせて出し入れするだけでOKです。
誤作動に注意
昔の時代に『タイムマシン』と一緒に流れ着いた『モンスターボール』は、サルか何かがボタンを押したことが原因でヤマタノオロチを作り出していました。
ボタンさえ押せば幻が投影されるため、子どもが誤ってボタンを押したりうっかり落下させたはずみにスイッチが入る可能性も考えられます。
出現する生き物も強烈なインパクトを残すため、うっかり誤作動することで周囲を大混乱に陥れてしまうことは免れないでしょう。
子どもの手の届かない場所に保管することを強くおすすめします。