『むりやり貯金箱』は何がなんでも目標の貯金を達成するためのひみつ道具です。
恐怖のたこ
プラモデルが欲しいのび太は『むりやり貯金箱』を使って500円の貯金にチャレンジします。
偶然みつけた50円玉はもちろんのこと、パパからお使いを頼まれたお金や、拾ったしずかちゃんのお財布など片っ端から徴収されてしまいます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「むりやり貯金箱」P23:小学館
なんとか500円を達成するために無理やりジャイアンのお金を預けたことにより、ようやくすべてのお金が開放されて事なきを得たのでした。
強制的に貯金します
『むりやり貯金箱』は、貯金したい額を設定するとその金額に達するまであらゆるお金を徴収し続ける恐怖の貯金箱です。
お金を無理やり取り返そうとするとタコのように墨を吐いて逃げる修正があり、手におえません。
お金を持っていたら避けられない
対象者がお金を持っていたら、それがどんなお金であっても必ず徴収します。
おつかいのお金、偶然拾ったお金、一時的に預かった人のお金など、ありとあらゆるものが対象となってしまいます。
『むりやり貯金箱』の使用中は下手に現金に触れないほうがいいでしょう。
最後はお金で解決
『むりやり貯金箱』は設定した貯金額に到達すると、いままで貯めたお金をすべて返金してくれます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「むりやり貯金箱」P26:小学館
つまり、徴収されたお金を取り返したければお金で解決するしか方法はなく、そう考えると健全な貯金箱ともいえそうです。
公平に徴収するなら税金鳥
コミック22巻では『税金鳥』が登場しました。
関連ひみつ道具
得たお金に対して税金を課するひみつ道具で、複数の人を対象にして公平(?)にお金を集めることができます。
『むりやり貯金箱』とうまく使い分けたいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます