税金鳥

収入から厳しく税金を取り立てるひみつ道具『税金鳥』。

ズルもできず確実に税金を搾り取るため、ある意味公平な税金取りなのかもしれませんが・・・。

世の中は平等であるべき?

スネ夫はおこづかいたっぷり、自分は少ない額でやりくりしている。

こんな不公平感をうったえるのび太に対し、ドラえもんは『税金鳥』を出します。

その人の持っているお金に対して平等に税金を取り立てる恐怖のひみつ道具で、金額に応じて税率が変わる仕組みです。

税金鳥の取り立ては厳しい

税金!この一言がどれほど重要な意味を持つか・・・

ドラえもん22巻「税金鳥」P158:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

欲しいものがあってコツコツ貯金していた人からも容赦なく税金を取り立てる『税金鳥』。

だんだんとみんなからの不平・不満が高まっていき、10円を拾ったジャイアンからも税金を取り立てようとするものだからジャイアンが怒ってしまい『税金鳥』を破壊してしまったのでした。

恐ろしい税金社会

『税金鳥』にかかると脱税することはできません。

常に人間を監視し、その場で税金を収める必要があるのです。

収入に対して最低10%の税金からスタートし、収入が1000円を越えると3割、10000円を越えるとなんと7割もの税金がかかるというから驚きです。

現代の日本ではどれだけ稼いでも収入の約半分が税金ですが、それを越える額が徴収されることになります。

スネ夫の財テクぶり

いつの時代も節税は大切な課題です。

スネ夫は小遣いの全額をママに譲渡し、その金額の中からおつかいの名目としてスネ夫にラジコンを買いに行かせるのです。

節税にあかるいスネ夫

知っているか知らないか、それだけで手元に残るお金は随分ちがってくる

ドラえもん22巻「税金鳥」P160:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

おこづかいから税金を取ることはできないという法の抜け道をかしこく利用したスネ夫の財テクぶりには驚かされますね。

お金持ちはこういう小さいテクニックを駆使してさらにお金持ちになるというわけです。

でもこれよく考えると、スネ夫が小遣い全額をママに譲渡した段階でママに税金がかかるはずなんですね。

そこで7割が税金で持って行かれるはずなのですが、おそらく『税金鳥』の取り締まり対象が子どもだけになっていたのでしょう。

暴動、待ったなし!

金額の大小に関わらず税金がかかってしまう『税金鳥』のやり方は、いつかマンガのような暴動が起きるはずです。

ただし、『税金鳥』が集めるお金は誰かが悪用することはできず、『税金鳥』自身が厳重に管理しています。

政治家が私腹を肥やすために悪用するなど現代のような使われ方はまずないので、その点は安心できるといえるでしょう。



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