鼻の穴に入るほどの小さなひみつ道具『ペコペコバッタ』。

ペコペコバッタが人の体内に入ると、悪いことをした人はそれを白状し、人にペコペコ謝りたくなってしまいます。

はじめはのび太の友達の理不尽さに腹を立てたドラえもんが彼らをこらしめようと使ったひみつ道具でしたが、はずみでペコペコバッタが大量に逃げ出してしまい、大混乱のエンディングを迎えました。

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隠し事ができなくなる

ペコペコバッタが体内に入ると、人は謝罪したくなるだけでなく、今まで隠していた秘密ごとを洗いざらい白状したくなります。

テストのカンニングからスカートめくり、落書きなどなど、実はいままでこっそりこんなことやってましたと白状する友達が現れるなど、ペコペコバッタの影響は想像以上に広がりを見せるドラえもんの世界です。

罪の意識に耐えきれなくなる

白状してスッキリすればいいんですが、人によっては自分が犯した罪の意識に耐えきれなくなるケースがあります。

例えばジャイアンは、今まで自分が友達に対してやってきたひどい仕打ちに罪の意識を感じ、自分で頭をボカボカ殴る、電柱に頭からぶつかる、挙句の果てに特大ハンマーで自分をぶっ叩いて欲しいとまで言い始めました。

首吊り自殺をしようとする子どもが現れるほどペコペコバッタの効果は絶大で、事の重大さに気付いたドラえもんとのび太は急いでペコペコバッタの回収に乗り出すわけです。

ペコペコバッタはサイズが大きすぎないか?

ペコペコバッタは人の鼻の穴から体内に入るため、1cmにも満たない大きさであることが考えられます。

ところがドラえもんが手に持っている大きさと比較すると、バッタは少なくとも5cm以上あるようにも見えます。

ひみつ道具のペコペコバッタ

明らかに大きすぎるバッタ

ドラえもん1巻「ペコペコバッタ」P85:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄著

こんな大きいバッタが鼻から入るはずありません。

おそらく鼻に入る直前にバッタが小さく縮小していることが考えられます。

冷静に考えるとこんなロボットが自分の体内に入ることを想像すると、ちょっと怖くなりますね・・・。

次第に明るみになる隠し事

大量に逃げ出したペコペコバッタは街中に広がり、あっと驚く告白をする人が現れます。

まずは前科45犯の強盗。

まさに強盗に入ろうとしていたところ、ペコペコバッタに取り憑かれてしまい、罪の意識から切腹しようとしていました。

ドラえもんとのび太は切腹をやめさせて警察に連れていくんですが、その警察官がさらに驚く告白をします。

警察官の正体は石川五右衛門、またの名を怪人二十面相というんだとか!

ベトナム戦争や光化学スモッグ、物価の上昇もすべてこの人が原因だというからビックリです。

ここまでくるとさすがに真偽を疑いたくなりますが、ペコペコバッタは隠し事をすっかり白状するひみつ道具なので、嘘をついているとも考えにくいですね。

この警察官は自らをオリの中に閉じ込め、ふさぎ込んでいた所をドラえもんとのび太に見つかったというわけです。

黙っておいたほうがいいこともある

コミックの最後では、のび太のパパが「こっそり麻雀していたこと」、ママは「こっそりネックレスを買ったこと」を白状していました。

コショウを使ってペコペコバッタが体内から追い出されたあと、二人はお互いの告白が原因となって喧嘩するシーンで話が終わります。

つまり、ペコペコバッタを使って隠し事を白状すると、それはきちんと相手の記憶にも残ってしまうことがここからわかります。

もしペコペコバッタが開発され、それが何らかのはずみでバラまかれてしまった場合、ドラえもんの世界以上に現代は大混乱になるでしょう。

ネットやSNS上であっという間に情報が拡散され、隠し事が原因でライフスタイルが一変する人があとを絶たなくなるでしょうね。

上手に使えば便利な道具

ペコペコバッタは夫婦やカップル、裁判などで使われるようになると便利ですね。

嘘や隠し事ができなくなるのでお互いの気持ちが素直になり、円満のきっかけになるでしょう。

裁判でも隠し事ができないのでスムースに進むでしょうし、上手に使いこなすことでかなり重宝するひみつ道具になるのは間違いありません。

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