触れた人を追いかけ、強制的にテレビの電波に乗せる『おいかけテレビ』を紹介します。
スネ夫のワンマンショー
歌番組に出演したスネ夫はその日から人気度が上昇!
うらやましく思ったのび太にドラえもんは『おいかけテレビ』を出しますが、のび太は緊張して何も話すことができません。
ドラえもんプラス1巻「おいかけテレビ」P77:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ここぞとばかりにスネ夫とスネ夫のママが『おいかけテレビ』を独占してしまうのですが、終始追っかけ回されることにうんざりして後悔してしまうのでした。
同じ人を放送し続けます
『おいかけテレビ』に触れた人を自動的においかけて放送し、テレビの電波に強制的に乗せる効果があります。
チャンネルを変えても映り続けるため、見せられる側はたまったものじゃありません。
プライバシーはゼロ
どこまでいっても追いかけ続ける『おいかけテレビ』。
トイレの中だろうと遠慮なく映し続けるのです。
ドラえもんプラス1巻「おいかけテレビ」P82:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
テレビに出たいからといって後先かんがえずに使ってしまうと後悔してしまうでしょう。
かわいい足に注目
『おいかけテレビ』は無機質な機械ではなく足で移動するのです。
ドラえもんプラス1巻「おいかけテレビ」P78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
まるで人間が走っているかのうような滑稽な姿にはかわいらしさすら感じてしまうことでしょう。
ドラえもんにはコミカルなひみつ道具がたくさんあるので、そういう楽しみ方もありますね。
似たひみつ道具
視覚にうったえる手段として似たひみつ道具を2つ紹介します。
『インスタントテレビ局』はテレビに取り付けると同時にカメラの役割を果たし、テレビの前の物を家の近所に放送する効果があります。
『遠写かがみ』は鏡やガラスなど反射するものに対してかがみの正面の物を映す効果があります。
特に遠写かがみはテレビのみならず反射するもの全てに強制的に映像と音を流すことができるため、コマーシャル効果が高いですね。