『おかしなでんぱ』を放出すると、頭も体も幼稚になってしまう効果があります。
幼稚なのび太
勉強もスポーツもみんなより劣っているのび太は、いつも馬鹿にされ続けて学校にいきたくなくなってしまいました。
そんな様子を見かねたガチャ子は『おかしなでんぱ』でのび太以外の人間を幼稚な人間に変えてしまったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「おかしなでんぱ」P72:小学館
結果的にのび太が1番になったのはいいのですが、ママもパパもおかしくなってしまい、会社に行かず、料理も作らず、ほとほと困り果ててしまったのでした。
電波でみんな平等
『おかしなでんぱ』を浴びた人はみんな幼稚な行動を取るようになってしまいます。
思考能力だけでなく身体能力も退化し、今までできていた運動が急にできなくなるなど心身ともに影響がでます。
ちょっと恐ろしいドラえもんワールド
登場人物がみんな幼稚な行動を取るようになったドラえもんの世界は、ちょっと異質な空気が流れています。
藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「おかしなでんぱ」P75:小学館
もちろん電波の影響だということはわかっているものの、誰も正常な判断が下せなくなり、社会活動が全て麻痺してしまうのです。
『おかしなでんぱ』を使ったガチャ子はのび太を救いたい一心だったはずですが、後先かんがえない性格が災いしたようです。
このひみつ道具はこの巻で読めます