無生物さいみんメガフォン

意思を持たない物質や物に催眠術をかけることができる不思議なひみつ道具『無生物さいみんメガフォン』の紹介です。

これさえあれば、掃除機さえもスーパーカーに大変身!?

なんでも催眠術をかけちゃおう

『無生物さいみんメガフォン』を使うと、化粧台や勉強机など、あらゆる無生物のものに催眠術をかけることができます。

例えば化粧台に催眠術をかけると、自分自身をテレビと思い込ませることで番組を視聴できるのです。

化粧台がテレビになる
あっという間に大型テレビが出来上がった

ドラえもん18巻「ドライブはそうじ機に乗って」P80:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

調子に乗ったのび太が家中のあらゆるものに催眠術をかけたため、ママはカンカンに!

遠くに逃げるために掃除機をスーパーカーと思い込ませて逃げる姿は、滑稽こっけいそのものとしか言いようがありません。

掃除機がスーパーカーになる
操縦の仕方は不明である

ドラえもん18巻「ドライブはそうじ機に乗って」P84:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

このゆるい感じもドラえもんの魅力の1つなのかもしれませんね。

ある意味最強かもしれない無生物さいみんメガフォン

物に自分自身の存在を勘違いさせることができるということは、ありとあらゆるものの役割を果たすということ。

足りない家具があっても『無生物さいみんメガフォン』を使えば解決しますし、車がなくても掃除機で代用できます。

空を飛びたいと思えば竹とんぼを『タケコプター』にし、ドラえもん大長編などで強敵と戦う時は大きなビルをロボットの味方と思い込ませて一緒に戦うなど、使い方は無限に広がります。

食べ物と認識させるのは注意

唯一、食べ物として認識させるのはちょっと無理があるかもしれません。

例えば、鉛筆をパスタとして催眠術をかけたとしても、食べるまではパスタの食感と味かもしれませんが、鉛筆であることには変わりありません。

あとでお腹が痛くなっても誰も助けてはくれません。

それを回避するためには、食料がたくさん入った冷蔵庫として催眠術をかけるのはどうでしょうか?

タンスを冷蔵庫として認識させることで、引出しを開けると新鮮な食材がズラリ!なんてことになるかもしれません。

おそらく食材は本物が出てくるはずなので、このやり方のほうがずっと安全・安心ですね。

乱用、注意

『無生物さいみんメガフォン』さえあれば、他のひみつ道具は必要ないくらいに便利な道具であることは間違いありません。

大人が使うとどうしても現実的な使いみちしか想像しませんので、『無生物さいみんメガフォン』の使用はできるだけ控え、他の道具の魅力や使い方を楽しむようにしましょう。

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