食らいついたら離さない!取材の鬼『レポーターロボット』を紹介します。
噂話に興味津々
口下手だけど心優しい近所の川口さんのお見合い話が気になるのび太たち。
のび太は『スペアポケット』から『レポーターロボット』を取り出し、恋の行方をさぐります。
ドラえもん40巻「レポーターロボット」P73:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
度が過ぎた取材でお相手の空野さんが困っているところを体を張って助けたことがきっかけとなり、2人はめでたく婚約に至ったのでした。
気になることはとことん突き止めます
調べたいことを『レポーターロボット』に伝えると、とことん相手につきまとって取材をします。
モニターテレビが付属しているのでロボットの視線をリアルタイムで追うことができるなど臨場感もたっぷりです。
執拗な取材はNG
『レポーターロボット』は真実を突き止める使命を持っているので、たまに相手の迷惑をかえりみず取材してしまうことがあります。
ドラえもんはそれを知っていたので無理やりスイッチを切ろうと試みますが、電撃によって撃退されてしまいました。
ドラえもん40巻「レポーターロボット」P77:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
恐怖心を感じるほど
取材を受けていた女性の部屋にまで乱入するう『レポーターロボット』に女性は恐怖を感じています。
ドラえもん40巻「レポーターロボット」P78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
泣いて逃げ回るほどなのでドラえもんが恐れていた迷惑が現実のものとなってしまったのです。
もちろんこれは最初に命令を出す時に表面的な情報収集のレベルで指示しておけばいいだけのこと。
つまり『レポーターロボット』を使う側の人間が相手の迷惑をどこまで気にかけることができるか、にかかっているわけです。
ドラえもんはのび太を叱るべき
結果的にめでたく結ばれた川口さんと空野さん。
そのためドラえもんはのび太が勝手に『レポーターロボット』を持ち出したことを叱るタイミングを逃したと言いますが、この時ドラえもんはきつくのび太を叱るべきでした。
興味が湧いたことはとことん追求するのび太なので、今後も『レポーターロボット』をこっそり使うかもしれません。
今回はたまたまうまくいったからよかったものの次はどんな被害が出るかわかりませんし、一度ここで歯止めをかけておく必要があるでしょう。