雲の国にいる限り『雲の国王冠』をかぶった人の命令には絶対服従なのです。
雲の国の王様
大株主であることを理由に態度が大きくなるスネ夫。
ジャイアンと言い争いになり、2人は大喧嘩を始めます。
のび太は『雲の国王冠』の力で命令し、無理やりその場を収めることに成功します。
体が勝手に反応してしまう 大長編のび太と雲の王国P76：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
まるで王様にでもなったかのような事態に、一同驚きを隠せません。
命令に従わせます
『雲の国王冠』をかぶった人の命令は絶対になり、体が自動反応して逆らうことができなくなってしまいます。
いわゆる独裁の目的で捉えられそうですが、強制力を行使して争いをやめさせたり、力でその場を沈めたり、無法者を取り押さえるなど正義の使い方がメインです。
自分たちの国の中だけ有効
便利な『雲の国王冠』ですが、効果が及ぶのはドラえもんとのび太が作った雲の王国の中だけです。
天上人たちの天国がたくさん登場しますが、その中では一切効き目がなく、単なる被り物となってしまいます。
他人に取られないように
王冠は決して他人の手に渡さないようにすることが肝心です。
特に悪者が使うことで絶対的な権力とパワーを手に入れることになってしまうため、『雲もどしガス』の乱用という悲惨な事態につながってしまうのです。
あごひもでも付けて頭から離れないよう対策しておきましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます
