部屋の中で泳ぐことができる『ルームスイマー』。
ゼリー状の水なので、部屋の中が水浸しになることはありません。
圧巻!部屋で溺れる野比のび太
人気のないところで泳ぎの練習をしたいのび太ですが、絶対に溺れることを予想していたドラえもんは代わりに『ルームスイマー』を出します。
室内用のゼリー状の水なので家の中でも泳ぎの練習ができます。
ドラえもん18巻「ルームスイマー」P43:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
泳ぎに合わせて水が移動したり、高いところから落ちても水がクッション代わりになって衝撃を吸収するなど、意外と便利な『ルームスイマー』。
しかし実は、ずっと水に浸かりっぱなしで疲れが襲ってくることと、座ることができないという欠点がありました。
のび太は友達に協力してもらってなんとか『ルームスイマー』から抜け出そうとしますがどれも無理。
疲れに耐えきれず、部屋の中で結局おぼれてしまうという芸を披露したのび太なのでした。
ドラえもん18巻「ルームスイマー」P49:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
泳ぎの練習にはぴったり
大きなプールや海を用意することなく室内で泳ぎの練習ができるのは『ルームスイマー』のいい点です。
エクササイズ目的にもぴったりで、思い立った時にすぐ泳げるのは嬉しいですね。
誰にも見られないという点も優れていて、恥ずかしさや面倒くささからジム通いができない人にもピッタリです。
水の節約に
『ルームスイマー』はちょうど一人分の範囲の水を使うだけなので、プールの水量と比べると圧倒的に水を節約することができます。
子ども用のプールでも数百リットルの水を使うことを考えれば、人数分のルームスイマーを用意するだけで済むのはありがたいですね。
必ず誰かと一緒に使うこと
『ルームスイマー』に入ると、自分一人の力で抜け出ることができません。
無理やり力で引っ張っても意味がなく、道具を使ってルームスイマーを吸い取ってようやく開放されるのです。
座ることができない、水に浸かりっぱなしになってしまうなど、一人でいると命の危険にさらされることもあるため、必ず誰かと一緒に、できればルームスイマーを回収することができる人と一緒にいるようにしましょう。
ドラえもん18巻「ルームスイマー」P49:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄