付近にある1000円以上の価値があるものに反応する『宝さがし機』を紹介します。
埋もれた財宝を探す時などに役立つひみつ道具といえるでしょう。
幕府の財宝を探せ
『埋もれた財宝』という本を読み、ドラえもんは考えました。
『宝さがし機』をつかえば簡単にこんな財宝なんて見つかるよ!と。
こういう金儲けの話はのび太が持ち出すことが多いのですが、今回は珍しくドラえもんが乗り気です。
幕末の官僚が2000万両(現在価値は不明)を埋めたとされる山にやってきたドラえもんとのび太。
ところが宝さがし機はなかなか反応せず、他人の預金通帳だったり、山を買いに来た人の現金だったり、探している財宝とは違うものばかりに反応してしまいます。
物語の後半では、がけ崩れで生き埋めにされた人のお金(さっき山を買いに来た人)に反応して人助けにつながるなど、人命救助に役立つシーンもありました。
ドラえもん15巻「珍加羅峠の宝物」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
正確な反応
結果的に財宝は見つからなかったものの、宝さがし機の高い精度を実証したストーリーでした。
ドラえもん15巻「珍加羅峠の宝物」P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんたちに財宝の反応がなかったのは、それは単純に探す場所が悪かっただけのことです。
根気よく歩き続けていればいつか財宝にたどり着くことができるため、あとは時間と労力をどれだけかけるか、ですね。
設定が重要(予想)
1000円以下のものには反応しない宝さがし機ですが、逆にいえば1000円以上のものには反応してしまうということです。
ドラえもんが登場した当時と現在の1000円では価値が違うため一概には言えませんが、1000円以上の価値があるものなんて身の回りに溢れていますよね。
ドラえもん15巻「珍加羅峠の宝物」P26:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この記事を読んでいるスマホやPCだって数万円しますし、服も車も電車だって1000円以上します。
これは予想の域を出ませんが、おそらく宝さがし機の設定を変更することで、『地面に埋まっている1000円以上のもの』とか『10万円以上のもの』など変更できると思われます。
そうしないとあらゆるものに宝さがし機が反応してしまい、宝さがしどころではなくなってしまうでしょう。