古めかしいデザインをした『探検ごっこ用の船』。見た目はアレですが、探検の雰囲気は盛り上がることでしょう。
河を上ってどこまでも
アフリカのジャングルを探検していると、宝の地図通りに大きな河に差し掛かったドラえもん一行。
巨人像を目指して『探検ごっこ用の船』で河を上り始めます。
大長編のび太の大魔境P68:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが、操縦を担当していたジャイアンが目を離したすきに岩に衝突し、船底がやぶれて浸水し始めてしまいます。
ワニに囲まれてしまったドラえもんたち。果たして無事に切り抜けられるのでしょうか。
冒険用の船
『探検ごっこ用の船』は見た目はまるで中世を思い出させる古いデザインの蒸気船です。
あえてこのデザインを採用していて、冒険の雰囲気を盛り上げるための未来の科学者の粋な計らいといえるでしょう。
子どもでも操縦可能
スネ夫やジャイアン1人でも操縦可能な『探検ごっこ用の船』。
船は本来複数人で動かすものですが、そのあたりも簡略化されている雰囲気重視の高性能な船なのです。
自動操縦機能がほしい
未来の船であれば自動操縦の1つでもほしいところでしたね。
河底をスキャンして安全な航路を自動選定して目的地まで連れて行ってくれる機能など、22世紀の科学技術をつかえば簡単に実現できそうなところです。
もう少し強度もほしい
河の途中にある岩に乗り上げて船底が破れて浸水してしまうわけなのですが、そういうことも想定して強化プラスチックや破れない素材で船を建造してほしいところです。
子どもが操縦する可能性もあるならその必要性はさらに増すことでしょう。
大長編のび太の大魔境P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
河だって浅くなっているところも多いはず。
探検を目的とするならば安全性能をもう少し高めてほしいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます