時の流れを止める『タンマウオッチ』。
時間が止まっている間、あなたは世界で唯一動ける人なのです。
時は動き出す
何をするにしてののろまなのび太を見かねたドラえもんは『タンマウオッチ』を使います。
時間を止めてその間自分は自由に動くことができるひみつ道具なのですが、他の人よりも遅れそうな時に『タンマウオッチ』を使って作業を進めればいいという考え方なのです。
ドラえもん24巻「時間よ動け〜っ!」P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
調子に乗ったのび太はいつものように勝手に『タンマウオッチ』を持ち出して遊びに使い始めます。
ところが面白半分で時間をコントロールしすぎたために『タンマウオッチ』が故障してしまい、『タイムマシン』で過去に戻ってドラえもんに修理してもらうというオチが待っているのでした。
ドラえもん24巻「時間よ動け〜っ!」P76:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ある意味最強のひみつ道具か?
自分以外の時間が完全に停止する『タンマウオッチ』。
これさえあれば好き放題になんでもかんでもできてしまうひみつ道具です。
他人が何をしようとしてもこれさえあれば手も足も出ません。
ある意味最強のひみつ道具といえるかもしれません。
使いすぎ、注意
そんな最強の『タンマウオッチ』の唯一の弱点は故障しやすいこと。
たしかにコミックの中でのび太は何度の時間のON、OFFを繰り返していましたが、たったそれだけで故障してしまうのは致命的な弱点です。
ドラえもん24巻「時間よ動け〜っ!」P75:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太はたまたま『タイムマシン』があったので事なきを得ましたが、もし普通の人がこの状態に陥ってしまうと手の施しようがありません。
世界は無音のまま、時が動くこともないままに自分だけが歳をとっていくのです。
タンマウオッチの持続時間
詳しい解説がないため『タンマウオッチ』の持続時間は不明です。
ドラえもんが出すひみつ道具は持続時間が限られているものも多く存在するため、『タンマウオッチ』もそうであって欲しいところ。
もし効果が永続するのであれば、のび太のように使用中に故障した場合のリスクはどのようにカバーすればいいのでしょうか?
開発者はその点を考慮した上で世に出しているのでしょうか?
あまりうかつに使うと大変なことになるかもしれないひみつ道具の1つといえそうですね。