過去の状態はどんなだったかな?
そんな疑問が沸いたら『タイム虫メガネ』で調べてみましょう。
ガスとの格闘
地球とアニマル星を繋ぐ『どこでもガス』のピンク色のモヤ。
スネ夫がデタラメにメーターをいじってしまったせいで行き先が変わってしまい、ガス残量はほとんどゼロです。
大長編のび太とアニマル惑星P103:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『タイム虫メガネ』で3日前のメーター位置を割り出し、間一髪のところで調整が間に合い、ドラえもんたちは無事に地球に戻ってくることができたのでした。
タイムマシンの一種
『タイム虫メガネ』は虫メガネの形状をしたタイムマシンの一種で、指定した過去の時間の様子をレンズ越しに見ることができます。
手元だけがタイムトラベルするわけで、おそらく未来のことも見えるはずなのですが、詳細は不明です。
地球とアニマル星の時間の違い
アニマル星でドラえもんは、3日前のメーター位置を確認するために『タイム虫メガネ』で解決したわけなのですが、アニマル星での1日と『タイム虫メガネ』内の1日は同じ単位だったのでしょうか。
地球では1日24時間で、『タイム虫メガネ』もその前提で製造されているはずですね。
一方のアニマル星にも日の概念はありますが、地球の1日24時間と同じである保証はありません。
にも関わらず、結果的に地球時間における3日前の状態を的確に示すことができ、地球に帰還できたわけです。
これは『タイム虫メガネ』が優秀で、アニマル星での3日を正しく認識したのでしょうか?
それとも、アニマル星は実は24時間より短い周期で1日が経過していて、地球製造の3日の概念でたまたまフィットしただけだったのでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます