部屋の中をまるごとタイムスリップさせる『タイムルーム』。
パパの幼少期のマンガにつながりのあるお話です。
30年前の柿の木
マンガにばかり夢中ののび太。
そんな新刊のマンガをパパは懐かしいと言います。なんと子どもの頃にそのマンガを繰り返し読んだ記憶があるんだとか。
ドラえもん40巻「タイムルーム昔のカキの物語」P122:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
時を同じくして、のび太とドラえもんは『タイムルーム』で30年前の家にタイムスリイプして庭の柿の実を食べる計画を建てます。
運悪く子どもの頃のパパに見つかり、入れ替えたのび太の部屋からマンガの新刊を持ち逃げされます。
するとどうでしょう、現代でパパが物置の奥にしまっていたマンガ新刊を見つけてきたのです!
ドラえもん40巻「タイムルーム昔のカキの物語」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
なんだかややこしいお話でした。
部屋ごとタイムスリップ
『タイムルーム』を取り付けた部屋はタイムマシンのように時間を移動することができます。
部屋を一歩でると指定した年代の建物の中にいて、『タイムマシン』と機能はほとんど同じです。
『タイムマシン』は場所まで指定して移動できるのに対し、『タイムルーム』はその場所でしかタイムスリップ機能が使えません。
細かい時間指定も可能
昔の時代にいっても柿の実がなってないことに気づいたドラえもんは『タイムルーム』の時間設定を3ヶ月ほど細かく調整しました。
ドラえもん40巻「タイムルーム昔のカキの物語」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
任意の時間を選ぶこともできるようです。
選ぶなら人気のない場所がおすすめ
『タイムルーム』を使う時は人がいないであろう場所を考えて使うべきです。
のび太のように私物を持っていかれる可能性があるだけでなく、突然部屋の様子が変わってしまうことに周囲の人も驚いてしまうためです。
無駄な混乱を避けるためにもその点には注意したいですね。
パパの柿の木の思い出
柿の木関連の思い出として『時空間とりかえ機』で柿の実を復活させたお話もありました。
これ、本当は歴史の改ざんに当たるはずなのでやってはいけないはずなのですが、まぁ細かいことは気にしないようにしましょう。