『写したものを出すカメラ』で撮影したものは、ミニチュアとなって取り出すことができます。
小さな町をつくろう
ドラえもんが『写したものを出すカメラ』で景色を撮影しています。
車や家など、撮影したものがカメラの背面からミニチュアのような形で出てくるのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「写したものを出すカメラ」P90:小学館
これを使い、のび太と一緒におもちゃの町を作り、みんなで一緒に遊ぶことにしたのでした。
精巧なミニチュア
撮影した対象物が両手で抱えることができるほどのサイズになってカメラから出てきます。
撮影してすぐに製造されるようで、待つ時間は必要ありません。
緻密さを比較
実はコミック3巻に『ポラロイドインスタントミニチュアせいぞうカメラ』という、ほとんど同じ機能のひみつ道具が登場しています。
関連ひみつ道具
ミニチュアの建造物をつくり、夢の町を創造しよう
このカメラはミニチュアを作るためのカメラなのですが、なんと内部のものも極小サイズでコピーするのです。
小さなおかしや漫画、おもちゃなどがコピーされるので、小さくなってやりたい放題なわけですね。
その点『写したものを出すカメラ』がどこまで緻密に作り込まれるのかは不明です。
このストーリーは大全集に収録されたわずか4コマだけのお話で、カメラの具体的な性能を知るだけの十分な長さがありません。
のび太とドラえもんは撮影したミニチュアを並べて町を作っているだけに見えるので、あくまでも外側だけを作るカメラなのかもしれないですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます