画面に登場する人物の顔を特定の人の顔に置き換えることができる『わりこみビデオ』というひみつ道具を紹介します。
ジャイアン、テレビデビュー!
自分はテレビで中で歌いたい!
ジャイアンは自分の夢を叶えるため、スネ夫のパパのコネを利用してテレビ出演しようと企てます。
もちろんそんなことは到底ムリなのでドラえもんとのび太に任されるわけですが、ダメ元で『わりこみビデオ』をテレビ出演させるもどうにも不自然です。
ドラえもん30巻「ジャイアンテレビにでる!」P92:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
顔だけ切り取ったとしても胴体と不釣り合いになって違和感満載です。
かくなる上は夜間にテレビ出演させることで計画を進めていくドラえもんなのでした。
あたかも主役のように見える
『わりこみビデオ』を使うことで、自分がその番組に出演しているかのうように見せかけることができます。
事情を知らない人からすれば、どうして知り合いがテレビに!?となって驚くこと間違いなしですね。
ただしテレビ本体に配線をつなぐ必要があるなど、前準備がある程度必要です。
ドラえもん30巻「ジャイアンテレビにでる!」P92:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
主役はめこみ機のほうが便利かもしれない
テレビの主役を自分と入れ替える『主役はめこみ機』を使えばもっと簡単にテレビ出演できます。
関連ひみつ道具
こっちだとボタンを押して光線を浴びるだけで主役になれるので、『主わりこみビデオ』よりもお手軽です。
ただし、『主役はめこみ機』は主役になりたい人がその場にいる必要があります。
ドラえもんのようにジャイアンの顔を入れ替えることが目的であれば、多少手間がかかっても『わりこみビデオ』のほうがいいでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます