『ゆうどう足あとスタンプ』を使うと相手の移動先を自由に決めることができます。
先生を追っ払おう
のび太の成績や学校の態度が悪いことを理由に、家庭訪問を考えている先生。
のび太はなんとかママを外出させようとしますが、まもなく先生がやってきます。
ドラえもんは『ゆうどう足あとスタンプ』で先生の行き先を家から遠ざけることに成功したのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん16巻「ゆうどう足あとスタンプ」P557:小学館
その後、遊んでばかりののび太をこらしめるためにドラえもんはのび太を色々な場所に誘導することにしたのです。
足跡を採取します
『ゆうどう足あとスタンプ』で他人の足跡を配置することにより、行き先を自由に決めることができるひみつ道具です。
『足あと採取パウダー』で対象の人の足跡を浮き上がらせて『ゆうどう足あとスタンプ』で採取、あとはスタンプのように道路にペタペタ押していくだけです。
決して逆らえない足跡
一度足跡の流れに乗ってしまうと逆らうことはできません。
足跡が続く限り延々と誘導されてしまいます。
靴を脱ぎ捨てれば呪縛から開放されますが、裸足で歩くことになるのでちょっと大変ですよね。
長年の疑問がようやく解決
コミック40巻では先生が再びのび太の家を家庭訪問する様子が描かれています。
『セットメーカー』『きりのホリゾント』でのび太の家を隠してしまうわけですが、その中でドラえもんが「だってこないだ『ゆうどう足あとスタンプ』でごまかしたばかりだろ」とのび太に言うシーンが印象的でした。
『ゆうどう足あとスタンプ』はいつ登場したのだろうか?
なんとなく道具のイメージは浮かぶけど、どんな話だったのだろうか?
ずっとこれが気になっていたドラえもんファンも少なからずいたのではないでしょうか。
それがここにきてようやく大全集16巻で解明されることになったのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます