『実物射的』はカメラに映った景色に射的で狙いをつけることができます。
のび太の射的
ドラえもんが隠していたドラやきをこっそり食べようとしたのび太は、突然体の痛みを感じます。
実はドラえもんが『実物射的』で狙っていたもので、のび太を的に遠隔で射的していたのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん6巻「実物射的で狙い撃ち」P379:小学館
のび太はこれを使って友達と遊びを考えますが、どうも射的が上手に決まりません。
最後は鉄砲の電池切れで幕を下ろしたのでした。
鉄砲とカメラのセット
『実物射的』は鉄砲とカメラ、モニターがセットになったひみつ道具です。
カメラを設置し、その映像がモニターに映し出され、鉄砲で狙いをつけて引き金を引くと球を発射することができます。
ぶつかるとたんこぶができるほどの威力があり、遠く離れた位置から相手を狙い撃ちできるのが特徴です。
鉄砲は電池式
鉄砲は電池で動いており、連続で使いすぎると電池切れで動かなくなります。
充電式かとは思いますが、詳細は語られていません。
のび太にしては射撃下手?
のび太は射撃の名手として紹介されていますが、どうもライフルの取り扱いは苦手な模様。
何度うってもうまくヒットさせることができず、のび太らしからぬ成績でした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん6巻「実物射的で狙い撃ち」P383:小学館
拳銃であれば百発百中なのですが、でもきっとのび太ならそれも克服してくるのでしょう。
監視社会から遊びへ
たくさんのカメラを設置し、一箇所から集中的に監視カメラのように設置し、大量の鉄砲を用意しておけば、犯罪現場をリアルタイムで監視しながら危険な状況で発泡して未然に犯罪を防止するなんてこともできるかもしれません。
AIが発達すれば射撃を自動化することもできるでしょうし、犯罪件数の低下につながるかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます