『悪魔のイジワール』を飲むと周囲からイジワルを受けるようになります。
ドラえもんも使うのをためらうほどの効果なのです。
のび太の不幸な日
ドラえもんとのび太が口喧嘩をしていた時、感情に任せて『悪魔のイジワール』を使おうとしたドラえもんでしたが、ふと我に返ります。
のび太はドラえもんを困らせてやろうとイジワールを飲み干しますが、実はこれ、飲んだ人がとんでもないイジワルを受けてしまうのです。
早くトイレに行きたいのにママや先生が足止めし、イジワールの効果を取り消すひみつ道具を持ってきたドラえもんの好意ですらイジワルになってしまい、最後は我慢の限界を迎え、とうとうお漏らししてしまったのでした。
ドラえもん35巻「悪魔のイジワール」P157:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
相手に飲ませて使いましょう
『悪魔のイジワール』は嫌いな相手に飲ませて使うものなので、のび太のように誤って自分で飲まないよう注意しましょう。
飲んでしまったが最後。あらゆる現象が自分にとってマイナスな影響を与えるようになるのです。
あらゆる手段で邪魔するイジワール
一刻も早くトイレに行きたいのび太でしたが、あらゆる現象がのび太の行く手を阻みます。
ドラえもん35巻「悪魔のイジワール」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
- ママが先にトイレを使う
- 玄関を車が塞いでいる
- 風船が破裂して空から落っこちる
- 煙が邪魔をする
- しずかちゃんがタイミング悪く外出する
- マンホールに落ちる
- やっと見つけた公園のトイレは全て埋まっている
- やっと空いた便器は先生で、そこからお説教が始まる
- やっと終わってトイレに戻ったら環境客の列ができている
- 立ちションしようとしたらしずかちゃんに遭遇
- しずかちゃんが早く歩いて漏らしそうになる
- 野球に快勝したお祝いで無理やりジュースを飲まされる
- ドラえもんに肩を叩かれ、結局漏らす
どうでしょう、こんなタイミングの悪いことが続くとは恐るべき『悪魔のイジワール』の効果です。
もし見かけても絶対に自分で飲まないよう注意しましょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます