怖い怖い未来の預言書・・・ではありません。
『暗号日記』はドラえもんがつけていた日記です。
のび太の勘違いで大騒動
のび太が部屋で見つけた分厚い本。
中にはわけのわからない暗号のようなものが書かれてあり、友達に見せて相談します。
ドラえもん36巻「大予言・地球の滅びる日」P90:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
黄砂で周囲が薄暗い雰囲気がシリアスな空気をつくる中、スネ夫がノストラダムスの予言を引用し、『暗号日記』では世界の終わりの日を示していると推理します。
結果的にドラえもんがこっそりつけていた日記であることがわかりますが、滅びゆく世界で助かろうと大勢がのび太の家に押し寄せてくる勘違い騒動に発展したのでした。
ドラえもん36巻「大予言・地球の滅びる日」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
立派な外装の日記
百科事典のような分厚さと立派な外装をした『暗号日記』。
ドラえもんが暗号で書き記しているだけで、それ以外は普通の日記帳です。
おそらくそれなりに値段がするでしょうが、怠け癖のあるドラえもんは少しでもいいものを使えば継続できると思っていたのかもしれません。
日記を置き忘れる大失態
こんな目立つ日記帳を部屋にうっかり置き忘れるドラえもんにも困ったものです。
ドラえもん36巻「大予言・地球の滅びる日」P94:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
せめて未来の国の日記帳などを用意し、鍵がかかったり本人確認が取れないと開かない日記帳などにしておけばよかったですね。
世界の予言の正体
世界には様々な予言が存在しますが、そのほとんどは事実と無理やりこじつけただけのものと言われます。
今回もスネ夫がノストラダムスの予言の内容と『暗号日記』を強引に解釈したことで騒動が広がり、みんなが信じてしまったのでした。
一度悪いイメージを持ってしまうと何を見ても不安につながってしまうので、予言は冷静な頭で受け止めて考えるべきでしょう。