希望の脚本を選択し、自動的に配役を決定し、動きもセリフも全自動で表現してくれる『オート・アクションプロンプターと脚本カセット』です。
のび太のエッチな妄想が引き金に・・・
学校のクラス会で演劇を発表することになったのび太たち。
ドラえもんから『オート・アクションプロンプターと脚本カセット』を借りて本格的な演劇をすることになりました。
セリフを覚える必要がなく、動きも全て機械がやってくれるというお手軽もの。
ドラえもん28巻「なぜか劇がメチャクチャに」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが、のび太の頭の程度に合わせて選択したシナリオがなぜか裸が出てくるものばかりで、劇が進行しません。
強制ボタンを押したがために途中で劇を止められなくなり、最終的には機械を破壊してまでストップするハメになってしまいました。
ドラえもん28巻「なぜか劇がメチャクチャに」P101:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
俳優泣かせのひみつ道具
セリフは覚えなくていいし演技もしなくていい、でも仕上がりのクオリティは最高!というまさに俳優泣かせの『オート・アクションプロンプターと脚本カセット』です。
とはいえ脚本があってこそ力を発揮するひみつ道具ですし、いちから物語を作る場合はやっぱり俳優さんの力が必要になるでしょう。
万能舞台装置との組み合わせ
『オート・アクションプロンプターと脚本カセット』と『万能舞台装置』を組み合わせると、セットすら自分たちで組まなくてすみます。
大道具や小道具、音楽や派手な演出まですべてこの1台が担当してくれるので、劇を作る費用も時間も大幅に圧縮できるのです。
強制ボタンは使い所が肝心
途中で劇をストップできなくなる強制ボタンは無闇に使うべきではありません。
のび太たちのように途中で止めたくても止められない状況になることもありますし、自由が一切きかなくなるのです。
一通りの流れを知りたくて強制ボタンを使うときは、あらかじめ全ストーリーを頭に入れて進行しても問題ないことを確認してからにしましょうね。