目的の場所までくしゃみでひとっ飛び!そんな時は『ばくはつこしょう』を使いましょう。
くしゃみで空を飛ぶ
よく学校に遅刻するのび太にドラえもんは『ばくはつこしょう』を取り出します。
このこしょうで誰かにくしゃみをさせると目的地までふっ飛ばしてくれる効果があり、のび太は空を飛ぶことに快感をおぼえるのです。
ドラえもんプラス3巻「ばくはつこしょう」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
案の定ジャイアンにこしょうを取り上げられてしまうのですが、夕食時につかったせいで食事や家具が飛び回ってしまうオチを迎えるのでした。
タケコプターいらず
『ばくはつこしょう』は誰かにくしゃみをさせ、その勢いで自分自身が空を飛んで移動することができます。
目的地をいいながらこしょうをふりかければいいのですが、目的地を言わないとランダムに飛んでしまうので行き先不明になってしまいます。
飛ぶ距離には限界がある
ネコのくしゃみでのび太が空を飛ぶシーンがありますが、ネコのくしゃみは小さく途中で落下してしまいました。
ドラえもんプラス3巻「ばくはつこしょう」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
つまりくしゃみをする人によって飛距離が異なることを示していて、人のくしゃみだと数百メートルがいいところではないかと推測されます。
人が飛ぶくしゃみはどれほどの威力?
こちらの風速一覧によると、風速30m/秒以上の風を猛烈な風と表現し、人は立っていられず木は根こそぎ倒れるといいます。
つまり『ばくはつこしょう』によって吐き出されるくしゃみの強さは少なくともそれ以上の力を持っていることになり、口から超大型台風を吐き出しているようなものです。
肺に大きな負担がかかるでしょうし、くしゃみした後の顔が苦しそうなのも納得です。
ドラえもんプラス3巻「ばくはつこしょう」P129:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
人に大きな犠牲を負わせながら飛ぶ空の旅行は果たして楽しいのでしょうか。