どんな風でも強さと時間を決めて吹かすことができる『バショー扇』。
リラックスしたい時にぴったりです。
好きな風をプレゼント
スネ夫の庭は広くてまるで軽井沢にいるかのようなゆったりした風が流れます。
うらやましく思ったのび太に対してドラえもんは『バショー扇』を取り出し、世界中あらゆる場所の好きな風を起こすのです。
ドラえもん38巻「バショー扇の使いみち」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
風に乗ってしずかちゃんと遊んでいるのび太でしたが、最後はドラえもんのうっかりによって家の中に台風並の防風が発生してしまい、当分の間入れなくなってしまったのでした。
ダイヤルとマイクで風を選択
『バショー扇』はダイヤルで風が持続する長さを調整し、マイクにお好みの風の種類を吹き込みます。
さわやかな風、南極のブリザード、南国のあたたかい風など自由自在なのです。
自然の風がおすすめ
勉強するにしてもリラックスするにしても、やっぱり自然の風が人の体にはもっとも適しています。
部屋の中にいながら風を発生できるのは『バショー扇』の大きなメリットですし、洗濯物を部屋干ししても乾きやすいでしょう。
夏の暑い夜でさえ心地よく過ごせるはずです。
建物内で使う時は注意!
『バショー扇』を持ったままうっかり転んでしまうと周囲は台風並の暴風に吹き荒れます。
ドラえもん38巻「バショー扇の使いみち」P119:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
つまり勢いよく『バショー扇』を振り下ろすととんでもない事態になってしまうため、子どもの手が届かない場所に保管しておくことはもちろんのこと、いたずら目的で使うのも危険です。
リラックスしたいときは十分注意して使いましょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます