『でん子ずのうつき自動ボールペン』は一人でに問題を解いて答えを書いてくれる不思議なボールペンです。
宿題はこいつにおまかせ
あまやかされて育てられたのび太は、寝坊したり宿題を忘れて学校に行こうとしません。
今度だけは助けて上げるとドラえもんが助け舟を出すと『でん子ずのうつき自動ボールペン』で宿題を簡単に片付けてしまったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん1巻「のび太が強くなる」P90:小学館
ドラえもんがつきっきりでいてくれる以上、のび太は何をやってもうまくいくはずだったのですが・・・
全自動で問題解決
『でん子ずのうつき自動ボールペン』はその名の通り電子頭脳が内蔵された未来のボールペンのこと。
問題を読み取ると瞬時に答えを導き出すだけでなく、自ら自立して答案用紙に答えを記述してくれるのです。
人からするとこんな便利な道具はありません。ただ横でじっと眺めているだけでいいのですから。
コンピューターペンシルの元祖
この類のひみつ道具で有名なのは『コンピューターペンシル』ではないでしょうか。
関連ひみつ道具
ジャイアンが細工した鉛筆とこっそり入れ替えたことでジャイアンの成績が急上昇したということがありましたね。
『でん子ずのうつき自動ボールペン』は見た目が太く、機械の雰囲気が強く出ていますが、『コンピューターペンシル』は鉛筆とごく少数の機械のみ。
こちらのほうが進化版といえるでしょう。
テストで使うとバレてしまう
『でん子ずのうつき自動ボールペン』が役立つシーンはやはり学校のテストでしょう。
でもこんなメカメカしいペンを使っていたら一発で先生にバレてしまいます。
試験本番で使うより、自宅の勉強などで活躍してくれそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます