指定した現地の様子をリアルタイムで見ることができる『衛星中継』というひみつ道具の紹介です。
野比家のお花見はいつ?
予定していたお花見がパパの仕事の都合でいけなくなって残念がるのび太。
代わりに公園の現在の様子を『衛星中継』で見ながらお花見をしようと持ちかけるドラえもんですが、実感の沸かないお花見にのび太は不満たらたらです。
最終的には『花咲か灰』や『かべ景色きりかえ機』などを駆使して少しでもリアルなお花見を実現し、パパとママと一緒に夜桜を楽しむことができたのでした。
ドラえもん31巻「かべ景色きりかえ機」P13:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
桜を独占して楽しむ家からのお花見も新鮮でいいですね。
現在の様子が手にとるようにわかります
『衛星中継』を使うと調べたい場所の現在の様子をリアルタイムで把握することができます。
ダイヤルを調整して衛星の場所を変更したり、細部をアップで確認するなど便利な機能も満載です。
お花見だけではない衛星中継
『衛星中継』はドラえもんのストーリーで様々な場所で活躍します。
ジャイアンとスネ夫の動きをさぐるために使ったり、しずかちゃんのプライベートを覗き見したり(ほんとはダメ)、などなど。
その昔、『スパイセット』や『スパイ衛星』なんてひみつ道具もありましたが、現場の様子をさぐるひみつ道具にはたくさんの種類が用意されていることがわかりますね。
関連ひみつ道具
関連ひみつ道具
自分も見られているかもしれない
『衛星中継』は建物の中も透視して見ることができるため、いつどこにいてもあなたのプライバシーは脅かされます。
近い未来にこんなひみつ道具が開発されてしまうと非難の対象になるでしょうから、一般人に出回る可能性は低いでしょう。
軍事目的に転用されるか、未知の技術として封印されてしまうかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます