ガス砲

雲の王国を崩壊の道へ導く『ガス砲』です。これが使われたが最後、大戦争の幕開けです。

最後の切り札

天上人たちのノア計画(地球を雨で洗い流す計画)を防ぐため、ドラえもんとのび太は最後の抵抗手段として『雲もどしガス』でおどしをかけます。

あくまでも交渉のテーブルに乗せるための切り札だったのですが、密猟者たちに兵器を強奪され、『ガス砲』を使われてしまったのです。

ガス砲
最後の手段

大長編のび太と雲の王国P170:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

天上人の国はみるみる崩壊し、大混乱に陥ってしまったのです。

雲もどしガスを発射します

『ガス砲』は『雲もどしガス』を遠くに発射するための専用砲台です。

射程距離は不明ですが、目標物に対して正確な距離と角度で飛ばすことができます。

これを持ち出したが最後、いよいよ武力による衝突かと相手を威嚇することができるでしょう。

安全装置をかけておくべき

ドラえもんの不注意によって、密猟者たちにコントロールルームを奪われて『ガス砲』が使われてしまいました。

もっと厳重に安全装置を仕掛けておくべきで、登録された人しか使えないようにしたりパスワードをかけるなり対策が必要です。

素人の操作で簡単に発射できるようでは危険極まりありません。

一触即発の事態へ

交渉の手段として兵器を持ち出すと、お互い引くに引けないギリギリのところまで来ていることがわかります。

交渉が決裂しようものなら、残された手段は武力抗争しかありません。

兵器を使ってでも目的を達成する意思が自分にはあると相手に示す行為でもあるのです。

地球が滅びるかどうかの瀬戸際だったこともあり、これしか対抗手段がないと判断したドラえもんの行動が目立つストーリーです。

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