『ゲラメソプンピストル』は人の感情をコントロールすることができます。
ジャイアンからおもちゃを取り返せ
大切なおもちゃの鉄砲をジャイアンに取られてしまったのび太。
『ゲラメソプンピストル』でジャイアンの感情を操って取り返そうと計画を立てます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん11巻「ゲラメソプンピストル」P79:小学館
ところが途中で無駄に玉を消費してしまったことで残弾数1になってしまい、一か八かのかけでジャイアンに対峙することに。
果たしてのび太の運命や、いかに。
感情の弾を発射
『ゲラメソプンピストル』は感情をコントロールする弾を発射する鉄砲です。
笑い、悲しみ、怒りの3種類の弾があり、命中した人はその感情に支配されてしまうのです。
特に怒りの気持ちになった人は手当り次第まわりの人に攻撃し始めてしまうので注意が必要です。
表情コントローラーとの違い
ひみつ道具に『表情コントローラー』というものがあります。
関連ひみつ道具
いつもムスッとしているムス子を笑わせるためにのび太が使った道具ですね。
『ゲラメソプンピストル』は感情そのものを操る効果がありますが、『表情コントローラー』はあくまでも表情を怒り・笑い・悲しみなどに変えるだけです。
つまり気持ちが伴わないまま表情だけ笑っているなどのギャップが生まれるわけですね。
また、『ゲラメソプンピストル』は拳銃で相手を狙いますが、『表情コントローラー』はアンテナを向けてボタンを押すという違いもあります。
のび太にぴったり
射撃を得意とするのび太と『ゲラメソプンピストル』の組み合わせはとてもいいですね。
弾数に限りがあるのが難点ですが、ジャイアンやスネ夫にいじめられそうになったら感情をコントロールしてその場をやり過ごせばいいのですから。
このひみつ道具はこの巻で読めます