『逆重力ベルト』を使うと自分にかかる重力を自由にコントロールすることができます。
のび太の木登り
空き地でジャイアンたちと木登り対決をするのび太は、ドラえもんから『逆重力ベルト』を借ります。
重力を上手にコントロールして、あたかも自力で木登りしたかのように見せかけることができました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん13巻「逆重力ベルト」P667:小学館
そのひみつを知ったジャイアンは『逆重力ベルト』を横取りし、ろくに操作説明を受けないまま空高く飛び上がってしまったのです。
このままジャイアンは宇宙空間まで飛んでいってしまうのでしょうか。
重力操作で自由に上下移動
『逆重力ベルト』を腰に巻いてダイヤルをひねると、重力がかかる方向が上下入れ替わります。
これを利用して上手にダイヤルを操作すれば、信じられないような高いジャンプ力を得たり、高い位置から安全に落下することができます。
安全装置つき
重力操作を誤り、ぐんぐん上昇し続けると成層圏を超えて宇宙空間まで行ってしまうのでしょうか。
でも安心してください。
安全装置が備わっていて、高度1,000メートルで自動的に停止するようになっています。
落下は注意が必要
上昇時に安全装置がついていても、落下する際はとくにその装置がないと思われます。
高い位置から落下するときは、地面が近づいてきた段階でダイヤルを一瞬ひねって重力の向きを上方向に変化させて速度を緩め、すぐに重力場を下向きに変更させることで着地します。
この操作を誤るとものすごい勢いで地面に衝突してしまうため、危険と隣合わせのひみつ道具といえるでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます