『ジャイロカプセル』を使うと敵に気付かれずに移動することができます。
ガルタイトと直接対決
コア破壊装置で星の破壊を企むガルタイト。
ドラえもんたちは装置を破壊すべく基地に乗り込みますが、敵の警備が厳しくて近寄ることができません。
周囲が岩山であることを利用し、『ジャイロカプセル』に岩をまとって本拠地に接近しますが、ギラーミンにバレてしまったのです。
大長編のび太の宇宙開拓史P170:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
いよいよ最終決戦、勝負の行方は?
こっそり移動
『ジャイロカプセル』は2〜3人乗りの小型カプセル。
見た目を自然風景に隠し、相手に気付かれることなくこっそり移動することができます。
視界が開けた場所では露骨に姿が見えてしまうため、よほど注意を払う必要があります。
中の重力場が一定
『ジャイロカプセル』は転がって移動するひみつ道具ですが、コックピットの重力場が常に一定にキープされるため、水平を保つことができます。
大長編のび太の宇宙開拓史P163:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この技術、大長編『のび太と鉄人兵団』のジュドのコックピットにも使われていましたね。
未来の技術ではごく一般的なものなのでしょう。
姿の隠し方(推測)
『ジャイロカプセル』が登場するのはドラえもんシリーズでもこの巻のこのシーンのみ。
カプセルを自然に溶け込ませるのは、例えば砂だったり水だったり葉っぱだったり、周囲の環境に合わせた物をくっつけるものと思われます。
宇宙開拓史ではたまたま岩だったということなのでしょう。
上手に近づきたい
うまく敵の目を欺くには違和感のない接近が必要です。
岩山地帯とはいえ、延々に転がり続ける岩を演じたドラえもん一行だったので怪しさ満点でした。
大長編のび太の宇宙開拓史P169:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
遮蔽物を利用し、自然に溶け込んで少しずつ近づくのがいいのでしょう。
『ジャイロカプセル』に攻撃用のレーザーやミサイルなどを搭載していれば戦力になるのですが、残念ながらそういう機能はありません。