海底などの暗闇を照らすひみつ道具『ヘッドランプ』の紹介です。
未来のひみつ道具なので、ただのヘッドランプとは一味違いますよ。
のび太の冒険のお供ヘッドランプ
のび太が夏休みに計画した太平洋を歩いて横断するビックイベント!
それを手助けするためのひみつ道具の1つが『ヘッドランプ』です。
ヘッドランプは、太陽の光の届かない海底でも目の前や先の方を明るく照らしてくれる海底探索の必需品です。
また、塵も消去してくれるため、海中でも視界がクリアに見えるんですね。
道中、プランクトンの死骸から雪のように見える「マリンスノー」などを見て感嘆の声を上げるなど、ヘッドランプは暗い海中を明るく照らしてくれているようです。
海底以外でも使えそうな便利道具
ヘッドランプは実際ありそうで現実にはない道具ですね。
洞窟などを探検するときに頭に着けるランプに似ていますが、そこは未来のひみつ道具。
考えてみてください。暗い海の底で「水圧」に押しつぶされないんです。
かなりの強度を誇っていますよね。
そして、塵を消滅させて見通しをよくする働きもあるので、洞窟などにも使えますね。
また、雨などで暗く見づらい道でも明るく照らしてくれるので、このシステムを生かした街頭などにも活用できますね。
これを活かせば、災害復旧作業などで視界が悪い時の電灯代わりに大いに役立つでしょう。
熱の対策もばっちり?
真っ暗な深海でさえ明るく照らすヘッドランプ。
のび太がヘッドランプを装着している様子を見る限り、かなり小さいひみつ道具といえそうです。
ドラえもん4巻「海底ハイキング」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
こんなにコンパクトなボディなのに、まるで昼間のように周囲を明るくする光量を放つということは、それだけランプ本体も熱を持つのではないかと推測されます。
が、そこはやっぱり未来のひみつ道具。
発達した技術のおかげで、とんでもない光量を生み出すテクノロジーでも採用しているのでしょうか。
現代にも似たものがあるけど、力量不足
現代にもヘッドランプらしきものはすでに開発されて実用化されています。
しかし、あくまでもアウトドア目的だったり、災害時の道具だったり、いずれにしてもひみつ道具のヘッドランプ並の明るさはないでしょう。
ひみつ道具だけどそこまで魅力はないか?
ドラえもんの道具はどれもワクワクすることで知られていますが、ヘッドランプは使いみちがかなり限られてしまうこともあり、それほど期待するようなひみつ道具ではないかもしれませんね。
もちろん技術を応用して別の使いみちを見つけるのもいいのですが、純粋に頭に取り付けて周囲を照らす使い方であれば、それだけで終わってしまいますし。