どれだけ下手くそなものでも『へたうまスプレー』をかけると1日だけプロのような作品や効果に見せかけることができます。
ピカソの再来ここにあり
ジャイアンがはじめたアーティスト育成学校。
最初の生徒としてのび太が無理やり選ばれますが、ジャイアンの愛の指導をもってしても音痴が治りません。
ドラえもん43巻「へたうまスプレー」P133:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんは『へたうまスプレー』でのび太を歌の天才のように見せかけてその場をしのぐのですが、調子に乗ったのび太は宿題で出た絵にもスプレーをかけます。
その瞬間はピカソを凌ぐ天才と思われたのですが、一晩たってスプレーの効果が消え、学校で笑いものになってしまったのでした。
ドラえもん43巻「へたうまスプレー」P136:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
誰でもプロの才能に
『へたうまスプレー』は人に対しても作品に対しても効果を発揮します。
効率的に使うには人にかけることですね。何をやっても一流のプロのように周りに見せかけることができます。
効果は1日だけ
ただし『へたうまスプレー』の効果は一晩しか持ちません。
夜を越すと効果が切れる仕組みになっているので、長持ちさせたければ朝一でスプレーを使うことをおすすめします。
結局は下手くそなまま
スプレーの効果でプロに見えても実際に上手になっているわけではありません。
絵や歌ならその場の評価で決まりますが、例えば野球選手やサッカー選手になりすまそうとするとどんな反応が起こるのでしょうか?
『へたうまスプレー』の効果でプロ野球選手に見られたとしても能力が上がるわけではありませんし、試合に出たら三振ばかりかもしれません。
それでもスプレーが効いているうちはバットとボールが自動的に動いて合わせてくれるなど、特別な効果があるのかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます