自分の部屋と誰かの部屋と交換できる『へやこうかんスイッチ』というひみつ道具の紹介です。
つばさちゃんの部屋はのび太の部屋?
宿題ノートを学校に忘れてきたのび太でしたが、ドラえもんが出した『へやこうかんスイッチ』でのび太の部屋と学校の教室を入れ替えることでノートをゲットできました。
ドラえもん30巻「へやこうかんスイッチ」P123:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これに味をしめたのび太はしずかちゃんを驚かそうと、自分の部屋とアイドルの伊藤つばさちゃんの部屋を交換することにします。
一方そのころドラえもんはテレビの中継番組で伊藤つばさちゃんお宅訪問の番組を視聴中。
見慣れたのび太の部屋が写った瞬間に全てを悟ったドラえもんでしたが、のび太の宿題ノートがつばさちゃんの手に渡ってしまったのでした。
どこでも好きな部屋を交換します
『へやこうかんスイッチ』はダイヤルで場所を指定するだけでどこでも好きな部屋と交換できます。
部屋の位置を調べるためには『どこでも地図』という専用の地図を使います。
人や生き物は交換できませんが、家具やノート、備品などはついてきます。
もしその部屋に人がいたり人が近づくと警告ランプで知らせてくれる便利機能付き。
他人のプライバシーなし
自分の部屋は最もくつろげる場所の1つですが、『へやこうかんスイッチ』を使うことでプライバシーなど関係なく覗き見されてしまうことになります。
ドラえもん30巻「へやこうかんスイッチ」P128:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これはどうにも防ぎようがなく、『へやこうかんスイッチ』を悪用されないことを願うのみです。
のび太の部屋は小さくてばっちい部屋
伊藤つばさちゃんの部屋として紹介されたのび太の部屋。
その場に一緒にいたレポーターは「小さくてばっちい部屋」とズケズケと物申します。
つばさちゃんは謙遜してそういう表現をしただけですが、アイドルの高感度を下げないためにもプロのレポーターならサポートの一言が欲しかったですね。
全国的にのび太の部屋は小さくてばっちいと知れ渡ってしまったわけで、ある意味もっとも有名な部屋として認知されるかもしれませんね。