『本物になるライト』を照射すると人形が本物の存在に変わります。
戦え、正義のヒーロー
のび太がブルトラマンの人形で遊んでいたところ、ジャイアンが横から怪獣のおもちゃで邪魔をしてきました。
ドラえもんはすかさず『本物になるライト』でジャイアンの怪獣を照らし、本物の恐竜になった人形がジャイアンを追いかけ回し始めたのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん5巻「本物ライト」P13:小学館
ブルトラマンも本物として動き始め、最後に正義はやはり勝利したのでした。
本物にします
『本物になるライト』をおもちゃや人形に照射すると、それらが本物に変身して動き始めます。
ストーリーでは人形しか登場していませんが、車や遊び道具のおもちゃに照射しても同様の効果が期待できるでしょう。
スネ夫がさらにお金持ちに?
おもちゃといえばスネ夫ですね。
彼は小学生ながら推定800万円以上のおもちゃを所有し(→詳細)、それでもどんどん新しいおもちゃを買い与えられます。
そんなスネ夫が『本物になるライト』を使うと、ありとあらゆるおもちゃが本物に変身するのです。
お金が大好きな骨川家はきっとそれらを売却してさらにお金持ちになることでしょう。
大量のおもちゃが現金に変わるのです。
本物がいいことか?
おもちゃで遊ぶ観点で考えると、必ずしも本物である必要はないかもしれません。
怪獣の人形が勝手に動き回っては遊べないですし、火を吹こうものなら危険すぎます。
車のおもちゃが本物になると衝突して怪我をする可能性があったり、飛行機のおもちゃに乗ろうものなら上空から落下する恐れもあります。
おもちゃはおもちゃらしく存在し、子どもながらに様々な遊び方を考えるでしょう。
何でもかんでも本物にしなくてもいい時もあるのでしょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます