物を粗末に扱っていると『百鬼線香』で妖怪が現れますよ。
妖怪でスネ夫をこらしめよう
新しい家電を次々と買い換えるスネ夫。
それを見てドラえもんとのび太は『百鬼線香』を使ってスネ夫をこらしめることを計画します。
藤子F不二雄大全集ドラえもん17巻「こわ〜い!百鬼線香と説明絵巻」P504:小学館
線香を焚くまではよかったものの、のび太が誤って自宅に線香を放置したことが原因で妖怪は一路のび太の家をまっしぐらに目指します。
のび太の家はいったいどうなってしまうのでしょうか。
物に魂が宿ります
ろくに使われもせずに廃棄されたものがあると、そこに『百鬼線香』の煙を浴びせると夜中の2時に魂が宿ります。
妖怪化して持ち主をこらしめるのが目的なのですが、線香を立てている場所をターゲットにして物(妖怪たち)が押し寄せるため、使い終えた後の線香を置く場所をしっかり決めておく必要があります。
言い換えれば全自動?
意思を持った道具たちは、本来使われるべきだった目的に応じて自動的に動きます。
妖怪と聞くと一瞬怖いイメージがありますが、理屈が理解できれば全自動の家電や物がそろったと考えることもできますね。
勝手に洗濯したり、掃除をしたり、食事をつくったり、ひとりでに家事をしてくれる頼もしい相棒に早変わりですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます