固い氷をふんわりした性状にしてしまう『氷をふんわりするスプレー』の紹介です。
氷細工にもってこいのひみつ道具ですね。
氷の遊び場を作ろう
神奈川県ほどの大きさの流氷を細工し、勉強部屋や遊び場を作ることに決めたドラえもんとのび太。
『氷ざいくごて』などを使ってどんどん部屋を作っていくのですが、なんと家具までも氷で作ってしまったのです。
ドラえもん18巻「大氷山の小さな家」P55:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
見た目はキレイなのですが、材質は氷なのでソファなどは固いまま。
そこでドラえもんが取り出したのが『氷をふんわりするスプレー』です。
このスプレーをかけると氷がふんわり柔らかくなり、本物のクッションのような感触になってしまうのです。
ドラえもん18巻「大氷山の小さな家」P55:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
どれだけのび太の設計技術が優れていたとしても、固いソファでは落ち着いて休憩することはできません。
本物並みの快適さになった氷とともに、ドラえもんとのび太、そして友達大勢は至福の時間を過ごすのでした。
氷がふんわりというよくわからない状態
『氷をふんわりするスプレー』のおかげで完成した氷の家具ですが、材質はあくまでも氷なのに触るとふんわりする、しかも溶けないという謎の物質が完成します。
前の記事に登場した『氷をかためるスプレー』も氷が溶けないようにするための道具ですが、百歩譲ってそっちは理解できるかもしれません。
しかしその上で触感までもふんわりさせるとは、さすが未来の世界の科学技術としか言いようがありませんね。
北極で使うと大混乱
もし『氷をふんわりするスプレー』を北極で使うと、それを発見した人が大混乱に陥ってしまうでしょう。
犬ゾリが走っていたら一箇所だけふわふわしていて、ソリが止まってしまうかもしれません。
世にも珍しい氷ということでメディアが押し寄せ、世紀の大発見!と称される可能性もあります。
使う場所には注意が必要なひみつ道具ですね。