名前を書き込むだけで家元になれる『家元かんばん』。
流派のトップとして活動することができますね。
野比流あやとりの誕生
特技の1つ『あやとり』を生かして家元になることを決めたのび太。
『家元かんばん』に名前を書くとさっそく入門希望者が押し寄せます。
ドラえもん28巻「家元かんばん」P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太のあやとりのレベルは一流で、オリジナル作品を3ヶ月もかけて考えるほど。
間違いない技術とともに海外支部まで検討していたところ、スネ夫のおせっかいによって看板の効力が無くなり、一気に現実に引き戻されてしまったのでした。
ドラえもん28巻「家元かんばん」P119:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
誰でもかんたん家元
名前を書けば誰でもかんたんに家元として活動することができます。
自分にある程度の技術が無ければ見掛け倒しになってしまうかもしれません。
好きなこと、得意なこと、興味があることなどからジャンルを選び、家元として活動してみましょう。
自作に3ヶ月かける執念
のび太があやとりにかける情熱は並大抵のものではありません。
寸暇を惜しんで3ヶ月も考え抜いたあやとり作品『ギャラクシー』。
見る限りかなり複雑で難しい仕上がりに思います。
ドラえもん28巻「家元かんばん」P119:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あののび太がここまで熱心に取り組むことが他にあるでしょうか?
燃える情熱があったからこそ、野比流あやとりを開設したとたんに家がはちきれんばかりの入門希望者が集まったともいえるでしょう。
生半可な気持ちで家元になっても意味がないと教えてくれたストーリーとも考えられますね。
やりすぎたスネ夫
少しでも先生(のび太)の役に立ちたいと考えたスネ夫は、『家元かんばん』を新しい電光掲示板に取り替えてしまいました。
このせいでひみつ道具の効力が消えて野比流あやとりは消滅したわけですが、スネ夫の度がすぎた行動が引き起こしてしまった悲劇です。
彼の大胆な行動はちょっと考えものですね。
小学生らしからぬ行動に驚かされるだけでなく、ためらいなくお金を出す財力もさすがです。
おべっかを使うことに必至なスネ夫も反省してほしいものです。