生き物を飼育するジオラマを作る紙の教材『生き物しいくジオラマブック』です。
生き物を育てよう
しずかちゃんやスネ夫から生き物の卵・幼虫をもらったのび太。
自宅で育てるためドラえもんが『生き物しいくジオラマブック』を取り出します。
ドラえもんカラー1巻「生き物しいくジオラマブック」P74:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
本来なら何ヶ月も・何年もかかって大人に成長する虫たちがたったの1日で、しかも同じ場所で育つという驚きの結果に!
観察日記もあっという間に終えることができたのでした。
生き物の飼育場
『生き物しいくジオラマブック』は生き物が成長するための場所をジオラマで作ることができる教材です。
のび太が使ったのは『木・水場・花畑』でしたが、虫に合わせて他にもいくつかジオラマが用意されているようです。
時間の進み方を調整
『生き物しいくジオラマブック』に設置されているボタンを押すとジオラマ内だけ時間を早く進めることが可能です。
このおかげでたった1日であっという間に成長するわけで、ボタンに応じて日・年の調整が可能です。
紙が本物に変身
『生き物しいくジオラマブック』で作ったジオラマは、本来紙でできているはずなのに本物の自然環境のように作用します。
特に水は圧巻で、紙の水のはずなのに『ぽちゃん』と水が跳ねたり、卵からかえったおたまじゃくしが泳いだり、本物の水として使われていることがわかります。
ドラえもんカラー1巻「生き物しいくジオラマブック」P75:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
さすが未来のひみつ道具です、お手軽に飼育場を再現できる仕組みなのですね。
卵以外の飼育も可能か
『生き物しいくジオラマブック』の表紙をよーく見るとリスらしき生き物が描かれていることがわかります。
これまでに登場した動物はすべて卵からかえるものばかりでしたが、リスは卵ではなく子を生む動物です。
リスも飼育できるならジオラマの幅が広がりますね。
ひょっとして人間の赤ちゃんですら育てるジオラマもあるかもしれず、大きな可能性を秘めたひみつ道具であることが推測されます。