『命を与えるネジ』をまくと雲が意思を持って動き始めます。
雲と一緒に遊ぼう
ドラえもんとのび太は『雲ねんど』で食べ物や動物をかたどった雲を作って遊んでいます。
「これが動いたらもっと楽しいのに」というのび太の願いを叶えるため、ドラえもんは『命を与えるネジ』で雲に命を与えます。
雲の動物 ドラえもんカラー5巻「雲ねんど」P107：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
雲たちは自らの意思で動き始め、とたんににぎやかな場に早変わり。
しずかちゃんやジャイアンも参加し、楽しい時間を過ごしたのでした。
命を与えます
『命を与えるネジ』はその名の通り、ネジをまいたものが命を持ち、動き始める効果があります。
見た目はいたって普通のネジで、手のひら大のコンパクトなサイズが特徴です。
ねじ巻き都市にも登場
大長編『ねじ巻き都市』で物語のキーとなる『生命のねじ』が登場しますが、今回の『命を与えるネジ』と効果はほとんど同じです。
サイズアップして登場 大長編のび太のねじ巻き都市P19：小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
大長編ではぬいぐるみやポスター、標本などが動いており、対象物は幅広い事がわかります。
違うものといえばサイズです。
1970年代に登場した『命を与えるネジ』、1997年により大型になって登場した『生命のネジ』。
約30年かけてサイズアップして登場しているからには、コミックで紹介しきれないほどの機能が備わっているのではないでしょうか。
動く期限は不明
『命を与えるネジ』で動き出す物がいつまで動き続けるのか、明確な答えは明らかになっていません。
ドラえもんたちのように大量の雲に命を与えていると、いつか必ずどこかで話題になり、周りに迷惑をかける存在になってしまうことでしょう。
雲なのでいつか自然に還る可能性もありますが、そこはどうなのでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます
