頭の中のイメージを影絵として投影することができる『かげえごっこ』の紹介です。
ゴムまりの手で影絵?
家で仲良く影絵で遊んでいたドラえもんたち。
ドラえもんの手はゴムまりのまんまるの形をしていますが、車やライオンなど複雑な形が浮かび上がってきました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん4巻「かげえごっこ」P13:小学館
実は『かげえごっこ』で頭の中のイメージを投影していたのですね。
遊びに夢中で帰りが遅くなってしまい、怒ったままの気持ちが『かげえごっこ』を通して伝わってきてしまいました。
イメージを写します
『かげえごっこ』を人に照射すると、頭の中のイメージを影として投影することができます。
その時の気持ちや感情を具現化する道具としても使うことができ、要するに隠し事をあばくための道具としての使いみちもありますね。
遊び目的よりも気持ち確認の用途か?
『かげえごっこ』は影絵の遊びとして使うより、相手の気持ちを浮かび上がらせたり考えをあばくための使いみちのほうが有効的な気がします。
気持ちや記憶を具体化するひみつ道具はこれまでもいくつか登場していますが、『かげえごっこ』もその1つになるでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます