架空の海水面のシミュレーションができる『架空水面シミュレーターポンプ』を紹介します。
街中が海の底
スキューバダイビングを始めるスネ夫をうらやましく感じたのび太のため、ドラえもんは『架空水面シミュレーターポンプ』を取り出します。
街中に架空の海水を流し込んで海の中を再現しようというもので、これにはのび太も大満足!
ドラえもん41巻「深夜の町は海の底」P187:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがサメが迷い込んで街は混乱に陥り、ドラえもんとのび太は必死の思いでサメと格闘することになります。
ドラえもん41巻「深夜の町は海の底」P189:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
地球温暖化のシミューレーター
『架空水面シミュレーターポンプ』は、もし地球の海水面が上昇したらどんな影響が出るかを測定するためのひみつ道具です。
専用の『架空水体感メガネ』を装着している人にだけ見える特殊な水をつかっているのが特徴で、物が濡れることもありません。
約12時間で海の底
『架空水面シミュレーターポンプ』の海水が溜まって辺り一面が海の底になるには約12時間かかります。
ドラえもん41巻「深夜の町は海の底」P188:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一度水を出し始めるとあとは自動的に組み上げてくれるので手間いらずですね。
海の生物も住むことが可能
架空の海水ではあるものの、『架空海水まきぞえガス』を浴びた生物であれば本物の水の中同様に生活することができます。
ドラえもんたちは結果的にこれで街中にサメをおびき寄せてしまうことになるのですが、海水生物との幻想的な共演となりました。
このひみつ道具はこの巻で読めます