壁にかけると本物の自然の景色にみえる不思議なひみつ道具『けしきテント』を紹介。
これさえあれば狭い部屋でも大自然の優雅さを満喫することができますよ。
のび太の部屋の大自然
夏休みなのにどこにも連れて行ってもらえないかわいそうなのび太のため、のび太の部屋を大自然に改造することを決めたドラえもん。
『けしきテント』は狭い部屋でも空間に奥行きをもたせ、しかも緑に囲まれた優雅な自然を表現する不思議な道具です。
テントというよりも壁にかけて使うタイプのものですね。
ドラえもん20巻「へやの中の大自然」P46:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
すっかり気分がよくなったのび太は友達を部屋に誘うのですが(有料)、ママが帰ってくるころにはゴミだらけの部屋になってしまい、キャンプでゴミ捨ては絶対にだめだと反省するきっかけになるのでした。
気分転換に最高の道具
『けしきテント』さえあれば、どれだけ狭い部屋だとしても一瞬で異世界を体験することができます。
緑に癒やされるだけでなく、広々とした空間はリラックスした気分を味あわせてくれることでしょう。
望む!シリーズ化
今回登場した『けしきテント』は自然を表現するものですが、例えば同じシリーズで
- 宇宙空間
- 海底の様子
- 海外の街の一角
- カフェの中
など、色々なシリーズがあるといいですね。
ガラリと空気感を変えることができるため、家にいながら旅行気分を味わうこともできるでしょう。
あくまでも布であることを忘れずに
コミックでは、のび太の部屋で相撲をとりはじめたジャイアンたちが『けしきテント』に投げ飛ばされるシーンがありました。
ドラえもん20巻「へやの中の大自然」P52:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
このせいでふすまが破れてしまったわけなのですが、『けしきテント』はあくまでも布にすぎないのです。
実際にその奥に空間があるわけでもなく、周囲の壁が頑丈に守られているわけでもありません。
つい楽しくなってタックルでもかまそうものなら、壁の破損やケガにつながる恐れもあります。
嬉しくなる気持ちはわかりますが、ほどほどにおさえるのがポイントですね。