心で思っていることをスピーカーを通して聞くことができる『心の声スピーカー』。
のび太のパパがゴルフ前に落ち込んでいる時の気持ちをさぐるために使われました。
パパは重度の雨男
大好きなゴルフ前日なのになぜいか落ち込んだ様子ののび太のパパ。
こっそり『心の声スピーカー』をパパにつないで気持ちを確認したところ、自分が雨男だと周囲から思われていることに対して気分が重たくなっていることが原因でした。
ドラえもん34巻「雨男はつらいよ」P84:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんは数々のひみつ道具を使いながらなんとかパパをフォローし、パパはすっかり雨男の疑惑を晴らすことができたのでした。
昔ながらのコードタイプ
『心の声スピーカー』は対象者にコードをつなぐことで、スピーカーから心の声が聞こえるようになります。
このひみつ道具がコミックで発表された当時は無線(コードレス)の概念がまだまだ少なかった時代でしたが、もし現代で作成するとなれば無線タイプが主流になるでしょう。
隠し事ができません
『心の声スピーカー』を通して聞こえる声は、まさに本人の本音そのもの。
隠し事をしたくても全て筒抜けになってしまいます。
どんなに恥ずかしいことや悲しいことでもスピーカーから漏れてしまうため、悪用されないためにも注意する必要がありますね。
自分の気持ちを確認する時にも便利
本当は自分は何をしたいのか?したくないのか?本音はどうなのか?
人は自分のことを1番理解しているつもりでも、実は1番見えていない存在かもしれません。
自分で自分に『心の声スピーカー』をつなぎ、第三者の視点から心の気持ちを素直に受け入れてみると、意外と新しい発見があるかもしれません。
悩んだ時や迷った時、大きな判断を必要とする時にも有効活用したいひみつ道具ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます