空中歩行器

自らの力で空中を歩くことができる『空中歩行器』。

のび太のアイディアでのび太が作ったひみつ道具です。

空を歩くのび太

ドラえもんと大喧嘩したことがきっかけとなり『ハツメイカー』で理想の道具を自作するようになったのび太。

どうせならドラえもんの『タケコプター』よりもいい道具が欲しいという希望で『空中歩行器』が誕生しました。

歩く要領で空中で足を高速回転することで空を歩くことができるのです。

空中を歩くのび太
この画だけだと歩いているのか走っているのかわからない

ドラえもん30巻「ハツメイカーで大発明」P179:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

電池切れの心配はありませんが、長時間動き続ける必要があるので数十分も使うとヘトヘトになるのが難点ですね。

見た目がアレだが性能は高い

『空中歩行器』はギプスのようなごつい見た目をしており、装着に時間がかかるのがネックです。

しかし人の能力を大きく超えた能力を発揮できるのでトレードオフといったところでしょうか。

大長編に持っておきたい

空を飛ぶひみつ道具は『タケコプター』が定番ですね。

ただしあれはなぜかいいところで電気切れになるのがオチなので、『空中歩行器』を人数分もっておけばいざという時に役立つでしょう。

体力の消耗が激しいため、休憩をこまめにはさむことをおすすめします。

空中歩行器は疲れる
頻繁に使うには難ありか?

ドラえもん30巻「ハツメイカーで大発明」P180:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

主役をおびやかすまでは届かず

一見便利に感じる『空中歩行器』ですが、実はこの後で再登場することはありません。

やはり空を飛ぶひみつ道具というと定番の位置を奪うまではいかず、だんだん廃れてしまったのでしょう。

足をバタバタ動かすため振動もあるでしょうし、女の子が使うには体力を消耗しすぎてしまいますしね。

でも本当の理由はドラえもんが短足すぎて『空中歩行器』を装着できないから、という隠れた理由があるのかもしれません。

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