自分で組み立てることができる円盤セットがドラえもんの世界にはあります。
現代では作成すら難しいといわれる円盤ですが、さすが22世紀、そこはすでに家庭用に普及しているんですね。
今回はそんな『組み立て円盤セット』をご紹介します。
未来の子どものおもちゃ
UFOを見たというジャイアンとスネ夫のウソに騙されてしまったのび太。
そんな様子を見たドラえもんが出した道具が『組み立て円盤セット』でした。
これで本物の宇宙人を再現し、2人を驚かせてやろうとう魂胆です。
しかもこのUFO、未来の幼稚園児が乗って遊ぶというから驚きです。
中に乗って本当に空を飛ぶことができる機能を持ちながら、それが園児のおもちゃとして使われる未来の世界。
これほどまでに世界は変わってしまうのですね。
組み立てには広いスペースが必要
UFOという乗り物の特性上、それなりに広い場所で組み立てる必要があります。
ドラえもん10巻「ニセ宇宙人」P76:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太の部屋一面を使って作成していることから、少なくとも6畳ほどの広さは必須ですね。
ドラえもんとのび太の2人がかりで作成していますが、普段から工作になれた人であれば1人でも大丈夫かと思われます。
驚きの性能
幼稚園児が遊ぶ道具としては十分すぎるほどの性能を兼ね備えた組み立て円盤セット。
その驚きの力を見てみましょう。
空を飛ぶ
ドラえもん10巻「ニセ宇宙人」P80:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんとのび太が2人乗った状態でも空を飛ぶことができます。
2人の体重を合わせると約150kgほどですので、大人2人でも楽々乗船可能です。
熱線を出す
ドラえもん10巻「ニセ宇宙人」P78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
攻撃用に熱線を出します。
ジャイアンとスネ夫を威嚇するために何回か使われましたが、これを幼稚園児が使っているとすれば非常に危ない機能といえそうです。
船体が光る
UFOらしく船体がピカピカ光ります。
夜にこんな様子を見れば、誰だってUFOと気付くはずです。
未来のドローン
カメラを搭載してラジコン操作で様々な分野で活躍が期待されるドローンですが、組み立て円盤セットはドローンの進化版といえそうです。
何しろ自分自身が乗って操縦できますし、組み立ても簡単。そこそこ重たいものでも運べるとなれば、これは将来が楽しみです。
組み立てというくらいなのでおそらくコストも安いでしょうし、量産することができれば未来の物流の世界に大きな変化が見られることでしょう。
ゆくゆくはUFOのレースだったり、災害現場での活躍も考えられますね。
これを使って大長編に挑めば・・・
空を飛ぶ道具といえば『タケコプター』が有名ですね。
大長編ではほぼ決まってバッテリー切れをおこしてピンチに陥るのが定番ですが、こんな時こそ組み立て円盤セットの出番ではないでしょうか。
エネルギー源が不明なものの、タケコプターと併用すればかなりの距離を移動できそうです。
熱線を持っていることから、敵との戦闘でも役立ちますし、何より制空権を取れるのが大きなメリットといえそうです。
唯一欠点を挙げるとすれば、あくまでもおもちゃなので耐久性が心配ですね。