テレビで見られるようなクロマキーをお手軽に使える『クロマキーセット』。
立体画像が登場するちょっといいセットです。
ノビちゃんマンの大死闘!
ひみつ道具『クロマキーセット』を使うと2つの画面を合成することができます。
まるで空を飛んでいるかのようなシーンが作成でき、現実世界に立体画像を映し出す特殊機能付き!
ドラえもん30巻「クロマキーでノビちゃんマン」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
この機能を利用し、突然あらわれたヒトデ型怪獣(ドラえもん)をノビちゃんマンがやっつける演技を見せる2人ですが、最後はママが乱入してぶち壊しになってしまいました。
画面合成のクロマキー
クロマキーは珍しい技法ではなく、昔から今に至るまで映像業界で使われています。
『クロマキーセット』は現実世界に立体映像を映し出す機能があるため、その点がすぐれていますね。
クロマキーセットの使いみち
立体映像を映し出すことで、あたかも本人がその場にいるかのように見せることができます。
これを使うと例えば、
- 学校にいないけど出席しているようにみせかける
- 密室に突然あらわれてびっくりさせる
- アリバイ作り
に使えますね。
映像にすぎないので触れるとバレてしまいますが、そこに気をつけているといいですね。
ドラえもん=怪獣?
ノビちゃんマンの相手として、ドラえもん扮するヒトデ型怪獣が暴れまわりました。
誰がどうみてもドラえもんとひと目で気づきそうなものですが、なぜかジャイアンたちはのび太が本物の怪獣と闘っていると思い込んでいます。
ドラえもん30巻「クロマキーでノビちゃんマン」P87:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
物語を都合よく進めるためには仕方なかったのかもしれませんが、せめて着ぐるみにするなどもう少し隠す努力をしていれば、一層現実感が増していたかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます