『クルリン』は自分の思い通りに回転します。
車のおもちゃ
スネ夫が持つおもちゃの電動自動車に乗せてもらえなかったのび太。
ドラえもんから『クルリン』を借りて自動車を自作して遊ぶことにします。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「クルリン自動車」P15:小学館
友達も誘って楽しく遊んでいたところ、スネ夫に『クルリン』を横取りされてしまったのですが、さらに新しい遊び方を思いついてスネ夫を羨ましがらせたのでした。
自由自在にコントロール
『クルリン』はフリスビーサイズの車輪で、箱などに取り付けると人の意思通りに回転する性質を持っています。
空き箱に『クルリン』を4つ取り付けると意識だけで操縦できる車の完成です。
のび太にさえ簡単に操縦できるため、それほど難しい技術はいらないようです。
車や飛行機に応用
車が欲しければ箱を準備するだけでOK。
なんなら、お金に余裕がある人は本物の車を用意してタイヤを『クルリン』と交換すれば、ガソリン要らず・電気いらずのエコカーの誕生です。
また、『クルリン』にプロペラを取り付けると飛行機にもなるため、個人で移動する手段が大きく広がることでしょう。
藤子F不二雄大全集ドラえもん10巻「クルリン自動車」P19:小学館
未来の自動車の新しい形
『クルリン』は未来の車の形といえそうですね。
安全装置についてはもう少し考える必要がありますが、誰でも簡単にクリーンな移動手段を手に入れられますね。
そもそも未来ではタイヤという概念が無くなり、『タケコプター』『どこでもドア』を利用した世界中の移動が主流かと思われます。
車も地面から数十センチほど浮かび上がるタイプかもしれませんし、色々と楽しみですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます