音で害虫をやっつけろ!
驚音波を使い、ネズミやゴキブリなどを家から追っ払うためのひみつ道具『驚音波発振式虫退治機』を紹介します。
ジャイアンの歌=有害
未来の世界にも害虫駆除のための道具が存在します。
『驚音波発振式虫退治機』を使うと、害虫にとって有害な音波を発生し、家から追い出すことができるのです。
肝心の驚音波のテープを無くしてしまったドラえもんでしたが、ジャイアンの歌の中から有害な音波を取り出して害虫駆除に使うことを思いつきます。
ドラえもん17巻「驚音波発振機」P150:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これでジャイアンの歌は科学的にも有害であることが証明された瞬間です。
見事、のび太の家の害虫は家から出ていったのですが、調子に乗ったのび太は害虫駆除を請け負う仕事を勝手に始めてしまいます。
まさか自分の歌が害虫駆除に使われているとは思ってもいないジャイアンは、のび太に自分の家でもゴキブリを退治するよう依頼します。
ドラえもん17巻「驚音波発振機」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
さて、この後のび太はどうやってこの状況を乗り切ったのでしょうか・・・。
未来でもゴキブリは生存
みんなからの嫌われ者ゴキブリは、はるか太古の昔から存在する生物として知られています。
生命力の強いゴキブリはドラえもんの世界でも生存し、害虫としての位置づけにあるようです。
未来の優れた科学技術を使えばゴキブリやネズミを完全に駆除することくらい楽勝だと思うのですが、それも難しいようですね。
ジャイアンの歌の驚異
驚くべきはジャイアンが歌う歌です。
人間にとっても有害で、さらに害虫からも嫌がられるとは、いったいどんな歌なのでしょうか。
壁は崩れ、窓は割れ、人によっては気絶してしまうほどの音痴というのは、逆に聴いてみたくなるのは自分だけでしょうか。
ドラえもん17巻「驚音波発振機」P149:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
「ジャイアンの歌から有害なところだけを取り出して・・・」とドラえもんはサラリと言っていますが、実はそれって相当すごいことなんですよね。