こわーいものがぎっしり詰まっている『恐怖箱』を紹介します。
一応これでも立派なひみつ道具です。
ジャイアンを怖がらせろ
のび太の怖いものを集めて寄ってたかって弱い者いじめされたことに腹を立てたドラえもん。
ジャイアンを恐怖で怯え上がらせるために『恐怖箱』を取り出します。
怖いものがぎっしり詰まっているということで期待されましたが、ジャイアンには何を出しても効果ゼロ。
さすが肝っ玉が座っているというか男らしいというか、結局『恐怖箱』は使い物になりませんでした。
ドラえもん27巻「◯□恐怖症」P136:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
色々な怖いものがあります
『恐怖箱』から出てくる怖いものにはたくさんの種類があります。
- へび
- オバケ
- UFO
- サソリ
- 悪魔
- 巨大な刀
などなど、どれも身の危険を感じたりドキッとするものばかり。
万人を怖がらせるために様々な種類のものが用意されているはずですが、それでもジャイアンには効き目がありませんでした。
大きさは無視します
『恐怖箱』事態は片手で持てるほどの大きさですが、そこから出てくるものは箱を遥かに超える大きさのものばかり。
ドラえもん27巻「◯□恐怖症」P136:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
箱の中で小さく圧縮されているのでしょうね。
『スモールライト』でも使われているであろう原理が応用されていると思われます。
恐怖の種類は人それぞれ
人が恐怖を感じるものはいろいろあります。
『恐怖箱』に入っている、いわゆる一般的に怖いとされるものはわかりやすいですが、例えば犬やネコに恐怖心を感じる人もいるでしょうし、概念的なものかもしれません(貧乏や貧困など)。
万人が恐怖するものはないかもしれませんが、世の中の平均に合わせて恐ろしいとされるものを網羅するのであれば『恐怖箱』を上手に使うといいでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます