『九かんマイク』を使うと動物に言葉を覚えさせることができます。
九官鳥を真似て
スネ夫のペットの九官鳥は人の言葉を覚える優秀な鳥です。
のび太も言葉を話すペットが欲しいのですが、『九かんマイク』を使って気分を紛らわせることにします。
藤子F不二雄大全集ドラえもん14巻「九かんマイク」P14:小学館
家にいるゴキブリ(!)や花の周りを飛ぶチョウチョに言葉を覚えさせて楽しく遊んでいると、ジャイアンは愛犬のムクに言葉を覚えさせることを思いつきます。
まさかタイミング悪く母ちゃんに叱られてしまい、そのお小言をムクに覚えられてしまうとは想像もしていなかったことでしょう。
言葉を覚えるペットや動物
『九かんマイク』に向かってしゃべると、付近にいる動物にその言葉を覚えさせることができます。
話した内容をそっくりそのまま繰り返す、まるで九官鳥のようなことをあらゆる動物を対象にして実現できるのです。
冷静に考えると不気味
動物が人の言葉を話すと、冷静に考えると不気味さがあります。
九官鳥やオウムは言葉を真似するという認識があるので問題ありませんが、犬や猫が突然話しはじめたら、人は驚いて逃げ出してしまうでしょう。
マイクの効果がどれだけ持続するかは不明ですが、ちょっとした騒ぎになるのは間違いないでしょう。
誰の声になるかは不明
『九かんマイク』を通して動物が覚えた言葉が誰の声で発生されるのか、マンガからでは読み取ることができません。
普通の九官鳥は鳥独特の声で鳴く(話す)ので、おそらく『九かんマイク』も動物が持つ声というか鳴き声なのでしょう。
ではチョウチョやゴキブリはどんな声で話すのでしょうか。
謎は深まるばかりです。
このひみつ道具はこの巻で読めます